トイレやお風呂、キッチンなど、日常的に水は使用する頻度も高い傾向にありますが、それゆえに水漏れやつまりなどのトラブルが発生してしまうと、とても困ってしまいます。もちろん専門の業者に依頼して修理してもらうことが一番の解決方法ですが、それだと業者が到着するまで時間がかかりますし、つねに点検などで業者を利用していればそこに依頼するだけですが、初めて業者に依頼する場合は、まずは業者選びから開始するので余計に時間がかかります。そこで業者に依頼する前に、応急処置として自力で水漏れやつまりに対処しておく方法を実行しましょう。まずはつまりの場合、専用の洗剤もしくはトイレならばラバーカップがあればそれを使用し、キッチンや洗面台ならばワイヤーブラシを使用しましょう。
それだけでパイプのつまりが直ることもありますが、そういったグッズがないならば、お湯や水を使用した対処方法もあります。トイレならバケツに入れたお湯または水を上から勢いよく流せば、その勢いで流れるようになることもありますし、キッチンなどではタオルを配管につめて栓をしたら、シンク全体の6割から8割程度にお湯を溜め、栓のタオルをいっきに引き抜くだけです。ただしトイレの場合、お湯の温度が高すぎると便器の劣化を招くので注意が必要です。一方の水漏れの場合は、つまりより難易度が高く、水漏れの個所によって対応が違ってきます。
基本的には止水栓を止めることが重要で、それでも水が止まらなければ住宅の元栓を止めましょう。そしてトラブルの原因がパーツの劣化ならばそれを交換するだけですが、素人にはそれすらも分かりにくいこともあるため、その場合は無理をせずに専門業者に修理を依頼しましょう。