住宅に住んでいると、様々なトラブルが発生しますが、その1つが雨漏りになります。雨漏りは、住宅が劣化してくると発生しやすくなりますが、必ずしも住宅が劣化したときに発生するとは限りません。住宅の建築がいい加減だった場合も発生する可能性があります。住宅の劣化が原因の場合の事例は、屋根瓦が割れている場合です。
また、スレートが経年劣化によりヒビ割れていることもあります。この場合には、瓦やスレートを交換しても、まだ劣化しているならば、劣化しそうな箇所を交換します。ただ、明らかに寿命だと判断される場合には、屋根瓦全てやスレートのすべてを交換するべきです。一方で、天窓の隙間から雨が入ることもあります。
天窓の隙間から入る場合は、屋根と窓を接続している板金の部分から雨漏りが発生している可能性が考えられます。この場合には、板金を取り替える必要があるでしょう。天窓は、光を室内に入れるために重要な部分ですが、長年住み続けると劣化しやすい部分でもあります。何度も雨漏りを繰り返すようであれば、思い切って、窓を取り外し普通の屋根にしても良いかもしれません。
住宅の施工がいい加減で雨漏りが発生する場合とは、まだ外壁塗装をして間もない頃に壁から水が入り込む場合などです。この場合は、外壁塗装がいい加減で、劣化した可能性が高いです。よくある話では、コーキングがひび割れをおこして、その隙間から雨水が入る場合です。外壁塗装をして3年程度でそのような症状が見られる場合は、施工の仕方が悪かった可能性が高いため、塗装した業者に無料で直してもらうこともできるかもしれません。